阪神を見返せ!←新井の人的補償は赤松

広島は7日、フリーエージェント(FA)宣言して阪神に移籍した新井貴浩内野手(30)の補償選手として、赤松真人外野手(25)を獲得した。同日に両球団から発表された。
赤松は立命大から2005年にドラフト6巡目で阪神に入団。3年目の昨季は28試合の出場で、打率1割5分4厘の成績にとどまったが、俊足を生かした将来性豊かな外野手として高く評価されていた。
赤松は球団を通して「突然で正直びっくりしていますが、早く気持ちを切り替えて1日でも早くカープで戦力になれるように頑張りたい」とコメント。広島のブラウン監督は「武器のある選手で、欲しいと思っていた」と話した。(サンスポ)
新井は涙ながらにカープを退団したが,代わりに入団することになる赤松も涙模様だろうか。

赤松と言えば阪神ではポスト赤星の筆頭であり,盗塁時のスタートに難はあったがベースランニングの早さは一流とも言える選手で,打撃のほうも右打者としてパワーがついてきた印象がある。こんな将来性豊かな選手までもプロテクト名簿から漏れるとは,阪神の選手層の厚さというか苦渋の決断だったことを感じずにはいられない。

広島カープからすれば,金本に始まってシーツそして新井と主戦力を奪われ続け忸怩たる思いがあったと思うが,昨年トレードで獲得した喜田とともに阪神の明るい将来に少し邪魔を入れ反転攻勢に出られそうな出来事に見える。