消える魔球の手がかり←読書感想文

交流戦のないこんな日は,こんな本を読んだ。

メジャーの投球術―日本野球は、もう超えたか [著]丹羽政善

在米の日本人スポーツジャーナリストが最新のMLBにおけるピッチャーの状況について記している。その調査網は広かったり深かったり浅かったりである。時には歴史の証人とも言える人の声を聞けているが,データや仮説あるいは推測の検証が十分でなかったり,インタビュイーに出会えず終わっていたり肩すかしを食らうという意味で浅かったりである。しょせん,新書とはこんなレベルなのだろうか。ただこの方向で深めていくだけでかなりおもしろくなりそうだ。

本論とは少しずれるが,この本を読んで一番驚いたのは,MLBの公式サイト(本家)ではシーズン中の1球1球の初速と終速を調べられるそうな。英語を母国語としていないので検索に苦労しそうだが,これからやってみるとする。

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