早すぎた登ばん←千葉ロッテ10x×9阪神

交流戦、ロッテ10−9阪神、最終戦、ロッテ3勝1敗、15日、千葉)プロ初登板初先発の鶴は、一死も取れずに降板した。先頭の西岡から3連打を許すと、大松に四球を与えた後も、里崎、オーティズに連打。立ち直るきっかけもつかめないまま、無念の交代を告げられた。
大阪・近大付高出身の3年目。将来性を高く評価されている右腕は「もっと練習して、堂々と1軍のマウンドで投げられるように頑張りたい」と、巻き返しを誓った。(千葉,サンスポ)
ベンチは鶴直人がどうなってもいいように早めにブルペンを待機させていたようだが,その想定をも越える「防御率無限大」。私も草野球で昨年そうなってしまったが,ひとつのアウトが取れなければ数値化されない。鶴がこのまま今シーズン残りをすべてファームで過ごすことになったらどんな査定が下るのだろうか(なかったことにしてファームの成績で考えるか)。数値化するためにも再度の登板を期待したい。

高卒3年目で大器として期待されている鶴だが,今日のゲームで見た感じは並の投手という印象しかわかない。けれど,2軍と1軍では雰囲気も何もかも違うようで,何よりも得難い経験になったに違いない。次回はファームで実績を残し(ローテーションでフル回転し3試合連続クオリティスタートなど)先発投手に元気のない1軍に待望の形で昇格してほしい。

見る側にとってもここまでの最悪のデビューにお目にかかれるのもなかなかない経験だろう。タイプ的に差異が少ない唐川侑己を見ればひとつめのアウトくらい簡単にとっていたし,いきなり連打を許しても誰かは打ち損じてくれるものだ。それすらもなくひたすら打ち返された鶴は何かを持っているような気がしてならない。阪神ファンもこんな驚愕デビューを果たした彼のことを戦犯などと考えず温かく見守っていていければ,なんて思う。ちなみに打線が9回までかかったが同点に追いついたので負けはつかなかった。これも強運だ。

みなさんはどう思いますか?
人気ブログランキングも要チェック!1位は勿論あのブログ!