EUROとタイ戦と

ヨーロッパのサッカーはオランダがずっと好きだったが,今大会のEUROでようやく前回のW杯やEUROで見せてほしかったサッカーを見せてくれている。EUROを連日見てしまうとJリーグなんか見ていられなくなる。その差は圧倒的なスピードの違いにあろう。ヨーロッパのサッカーは,細かいところで国の違いがあるが大まかに言ってお互いの良さを認め合いながら進行している印象がある。バイタルエリアではしっかりつぶしに行くが,それまでは結構なところまでフリーにやらせている印象がある。

そう考えると,11人全員自陣に引かれ攻撃もカウンターのみ,という日本と日本より劣る国のサッカーはとても難解に見えてしまう。その日本だって,ヨーロッパの強豪とやれば同じジレンマに陥る。

そういうことをグダグダ考えながらタイと日本の試合を眺めていたが,タイと欧州サッカーのつながりで言えばタクシン氏(前首相)がマンチェスターシティのオーナーになり,タイ人選手を数名所属させていて今日も出場していた。プレミアリーグと言えば最近ではスペインに代わって世界最高峰と言ってもいいレベルの高さ。プレミアの空気を吸いながらサッカーができるだけでも上達が見込めそうだが,こうした選手の往来がもっともっと盛んになればアジアでも明確な序列が薄まり,ヨーロッパのような良さを認め合うゲームができるようになるのか,なんて思っている。

そんな日はいつくるだろうか。

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