球団ごとＷＢＣ辞退？←中日チェンも

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ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の台湾代表候補に選ばれていた中日のチェンが９日、中華民国棒球協会に辞退を伝えた。チェンは「選ばれたのはうれしいが、肩、ひじの状態が良くないので難しい。シーズンのほうが大事」と話した。今月半ばに病院で検査を受ける予定だという。
チェンは昨季７勝を挙げ、北京五輪にも出場した。 （スポーツナビ）
こういう記事が各スポーツ紙のインターネットサイトのトップに挙がると，つい揚げ足をとりたくもなってしまう。

本人がついこぼしたことを記者が意地悪にもそのまま載せてしまったのだろうが，「シーズンのほうが大事」というのがまさに本音ということだろう。

個人的には，同列にはしえないが日本シリーズやオリンピックに出場するのと同じくらい，ＷＢＣもまた選ばれた者にしかプレーできない希有な場と思っているし，主催者が誰でどんな悪巧みを考えていようと，国代表世界一決定戦をつくってくれたことには感謝したいし，そこでケガをした選手はきっと思い切りプレーしすぎたんだと敬意を払うだろう。

チェンら辞退を表明した選手は試合中よりも調整でのケガなども懸念したのだろうが，そうした苦労がつきまとうのも今後は4年に一度しかなく，世界中が未曾有の不景気にあっては突然今回が最後になるかもしれない。説得するつもりもないが，半ば堂々と辞退する選手達には寂しい思いがする。

みなさんはどう思いますか？
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