点さえ取れれば←日本3×1サウジアラビア@札幌

地震津波もろともせず,日本がアジア最大級のライバルサウジアラビアを破った。

日本が予選最終戦で逆転1位通過を決めた。2点差以上での勝利が必要だったサウジアラビア戦で攻撃陣がさえ渡った。
前半20分にゴール前の混戦からDF闘莉王が先制弾。同29分にはFW我那覇が追加点を挙げ、1点を返された後も後半5分に再び我那覇が決めて3−1で快勝した。
3連覇をかけて臨む本大会は来年7月にインドネシアなど4カ国で開催される。(nikkansports.com)
前半から仕掛けていく姿勢が見られ,前日までのオシム監督の苦言も吹き飛ばせたのではないか。

これまでも,オシム監督になってからの日本代表は試合を支配すると言うことはできていたが,詰めが甘くて得点できず苦い思いをしていた。今日のように欲しいところで点を取れればいい試合にはなるということが証明できた。頂いたPKを決めていればサウジに対して4点も取れていたわけで,すばらしい内容と結果だったのではないか。田中マルクス闘莉王が攻守に効いていたが,オシムが発掘したと言っていいだろう今野泰幸阿部勇樹中村憲剛鈴木啓太の中盤は,これがベストでないかもしれないが,変幻自在でポリバレントという言葉がしっくりくる。似たようなタイプを重ねるのは決して悪くないと言う印象も得た。

こういうわかりやすい試合が契機になってさらにオシムジャパンが評価され注目されていけば4年後も明るいだろう。