U-20ワールドカップ制覇のための願い

オシムの考えに振り回されながらも考えてサッカーをしようとするトップ代表,反町の考えがなかなか浸透しないのか評判もいまいちのオリンピック代表,それに比べると元気で無鉄砲な感じが頼もしいユース代表である。

これまでの2試合,よもやの連勝で早々に決勝トーナメント進出を決めたのも驚きだが,もっと驚いたのはゴール後のパフォーマンスである。全員参加で大盛り上がり,ビリー・ブランクスもびっくりであろう。

だが,そんな彼らが世界を制してしまうにはまだ何か足りない。それを知るには,消化試合となりつつありながらも順位にこだわらなければならない明日朝のナイジェリア戦である。ぜひともここで大敗してきついお灸を据えて欲しいと思うのは私だけであろう。ただ,監督はすでに主力8人を入れ替えることを表明,結果は準ずる可能性があるが,控え組で負けてしまえばチームが分裂してトーナメントでもいい結果が生まれない気がする。

とにかくこの無鉄砲世代の将来に大きなポイントとなりそうなのが明日朝である。